ちょっとした感想を。

Twitter見てたらこんな内容の紹介が。

地方IT企業が成功していくための3つのポイント

よその会社さんにどうこう言える立場でも無いのですが幾つか感想を。

『営業がいない、SEがいない』
毎回こういう記述を見て思うんですが、「営業」とか「SE」の定義が曖昧なのです。契約書が無ければ仕事は出来ない(はずな)のでそれをやるのは営業(的な人)の仕事だと思いますし、いきなりコードを書く訳ではないので設計書みたいなものを作るのもSE(的な人)の仕事だと思うのです。恐らく言いたいのは「専任」がいないだけで、誰かがそれを片手間にやっているのだろうと。
実際のところホントにいるんですよ「プログラミング」しかやらない人が。

『労働者の価値観の変化』
「地方で働きたいという人が増えている」と書かれていますが、そう考えていた人の数は昔からそんなに変わっていないと思います。どちらかというと地方にいても同等の仕事が出来る業種・業態が増えてきたので、それを実現している人が増えているからそう感じているのではないでしょうか。地方のサテライト・オフィスなんていうのもそれなんでしょう。

『得意分野を作る』
これは「地方のIT企業」とかの課題ではなく、中小零細企業の課題なのではと思います。

『優秀な人を呼び込み、辞めないようにしよう』
そのとおりです!でもそれが非常に難しいのです。ところで優秀ってどれくらいのレベルなんでしょうか..

『椅子は重要』
これは全面的に賛成します。実際にうちでもやっていますので。

『うまいBOX』
勢いのあるベンチャーさんは必ずと言って良いほどこういうの実施されていますねー。福利厚生として費用対効果が良いからだと思うんですが、私はどうもしっくりこないのです。古い人間なのでまさしく「餌で釣ってる」と感じてスタッフさんに失礼と感じるのです。

***
結局どこの中小企業さんでもそうだと思うのですが、創業の少人数の時にいかに継続発注(次の受注に繋がる)していただける実績を残すかがポイントだと思います。まあ、この会社さんはそれが出来ていたという事なんだろうと。

最後に「良いなー、短期間でこんなに大きくなれて」と心底思っているのです。

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