ピンと来ない数字から思う事。

企業の3月末決算予想の数字が出始めていますが、大手企業さんの中には震災やタイ洪水、円高等の影響で「数百億円・数千億円の赤字」という記事が多いようです。

うちの会社くらいの企業規模だと「数十万円、数百万円」という数字は見慣れているんですが、流石に「億円」あたりになると数字としては認識出来るんですが、実感という意味ではかなり薄いですねー。

それにしても大手企業さんの業績が悪化するとまず最初に影響を受けるのが間接部門で、その中に「システム開発投資」が含まれる事が多いです。

「システム開発費の削減」が起こると、まずは直請け会社さんは自分の所だけの仕事は確保して不足分を二次請け会社さんに、二次請け会社さんも三次請け会社さんに同じ事をします。

ようは下請けになればなる程影響を受ける訳です。そういう意味では自社がどのポジションにいるのかというのはリスク管理という意味では非常に重要な事です。

じゃあどうやったら上のポジションに行けるか?というのは各社それぞれの課題なんでしょうが、会社によってはそれが課題になっていないところもあるようです。楽だから下請けで良いやと。そうはなりたくないものです。

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