「AKB総選挙と株式投資の違い」とな?

AKB総選挙と株式投資の違い

面白いと思ったのでご紹介を。(決してAKBのファンではありませんので。)

『ベストを選ぶ権利をお金を出して買い、選択の結果が自分の「幸福度」に跳ね返るという点では、9日に結果が発表された人気アイドルグループAKB48の選抜総選挙は、株式投資と似た面がある。巧みな商売といえばそれまでだが、1人1票ではなく、出資額(CDの購入枚数)に応じて議決権(投票権)を持てる点も、株式投資と似ている。ただ、異なる面もある。一番の違いはファン投票は自分の好みに従えばいいが、株式投資は他人の好みを当てる必要があることだ。』

「AKB総選挙と株式投資」という比較も面白いですが、元ネタ中盤の「美人投票と株式投資」も面白い例えだと思います。

『AKB48のメンバーは「ファンの期待に応えて頑張ります」というけれども、企業経営者はしばしば「株主だけのために会社を経営しているわけではない」などと発言して白けさせる。若い人がほとんど買わない現実に、もっと危機感を持つべきではないだろうか。』

バブル崩壊・リーマンショック他、何かある度にこれだけ株価が下落していると「若い人」だけでなくその他の世代も株式投資を敬遠している人は多いと思います。しかし、ここで経営層が「政治が悪い」と言うと「経営感覚が無い」と叩かれるのは目に見えていますが。

さて「若い人が株を買わない」という現実、上場・店頭公開している株に関してはそうなんでしょうが、非公開の企業にとっては「若い人」っていうのは「社員」と読み替えるのでしょうか。良く「持ち株会」などで自社の株を取得している話を聞きますが、そういう事なんでしょうか。

サラリーマンをやっていた時は「自社株を買って欲しい」という要望と機会があったのであまり深く考えずに購入しましたが、経営者という立場になった現在は「社員の自社株購入」に関しては「こうして欲しい」という解が出ていません。

その理由は恐らく「株主の利益=社員の利益=会社の利益」では無い現実があるからだと思います。非常に難しい問題だと思います。いつになったら答えが出せるのやら..

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